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焼却灸

まぁ、いろいろ名称があると思うんですが、タコとか、ウオノメに、大豆や米粒、場合によってはもっと大きなお灸をしていって、患部を焼き切って治すという昔ながらの治療法があります。

 

写真は、左足のくるぶしにそういう焼き切るお灸を開始して3日目くらいでしょうか・・・・

 

膝やくるぶし、足の裏などにできるのですが、かなり皮膚が固くなって分厚くなった部分に、お灸をしていくので熱はほぼ感じなくて、何十壮もお灸をしていって、熱く感じたら終了します。

 

これを毎日やっていくと、1か月から3か月できれいに、下から新しい皮膚が出来上がります。

 

見た目が、ちょっとあれかもしれません。

初めて、自分でやる場合はもしかしたらちょっと怖いかもしれませんね・・・

 

今は、薬局でイボコロリとか、そういう便利な薬もありますし、皮膚科で取ってくれるので、お灸で治すなんていうこともあまりメリットもないかもしれません。

 

また、ただのタコかと思っていたら皮膚がんだった、などという場合や焼き切るお灸は化膿のリスクもあるので、一概にお灸ですべてが解決しますよ、とも言い難い部分がああるのも事実だと思います。

 

そういうこともあって、こういうお灸で自分で治療していく技術や知識はどんどん失わていってて、やがて消失していくんじゃないかなぁ、とも思います。

 

まぁ、せっかくなんで記録として残しておけば、誰かの役に立つこともあるかもしれないので、って感じで今日はちょっと書いておきます。ちょいちょい、経過観察で写真をあげていこうと思いますね。

 

この焼き切るお灸でタコ(胼胝・べんち)を治療する場合、ともかく、このタコ化した部分をの細胞を焼きまくって、それこそ炭化させるのがポイントですが、数週間から数か月の時間をかける、ということも「きれいに治癒」させることのポイントだと個人的には感じています。

 

具体的には

毎日、患部にお灸を何十壮もすえる。熱いと感じるまでする。患部が大きければ、もぐさを固くひねって、大きくして温度を上げる(もぐさは固くすると温度があがる)

 

別に、お風呂に入っていいし、朝晩で2セットぐらいしてもいい。

 

日数を重ねると患部が炭化して、だんだん剥げ落ちてくるが、靴下などとこすれて、正常な肉もろとも剥げて、出血することもある。(そこには、軟膏などを塗る)

その場合、高齢者など免疫力が低下していると、そこから化膿する場合もあるので、化膿した場合、化膿を治癒を最優先にする(風呂中止など)

 

もぐさでお灸する場合、患部の場所にもよるが、自分でやる場合は特に、もぐさが立ちにくいので、あらかじめ軟膏などを塗っておくと、お灸がしやすい。

 

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焼却灸

 

 わたくし、自作マニアなんで、線香も自分で作ったりしてみたんですが、お灸は山正のこれが一番いいですね。

 

 

 

 

 香りでいえば、これが好きなんですが、お灸するにはこういうのは不便なんですよね。直径が細いし、灰が多いので、もぐさが灰に引っ付いてしまうので。