人間、暇だとろくなことしないもんですけど、これなんかもう、その最たるものの一つでなかろうかと思います。
ええ、薬研(やげん)です。
時代劇とかで、ゴリゴリするやつです。
しかも、2個目……
いい薬研がね、そのね、出てたんですよ……
材質が銅なんですよ、これ。
一言で薬研と言っても、鉄、鋳物、石、木、など材質がさまざまあるんですね。
あと、大きさ。
地味に重要なのが、台座ですね。
たいていは、こういう木に食い込ませるようにしてあって、かつ、足や膝で押さえられるようになってないと、動くんですね。
あのコロコロ転がす奴。薬研車とか言うんですが、この車と、薬研本体とで粉にしたい生薬なんかを擦り下ろすんですが、こすり合わせるように動かすので、台座がしっかりしてないと作業がしにくいわけです。
ありがたいことに、動画をYouTubeにあげておられる方がおられるようなので、検索してみて見られるとよいかもしれません。
まぁ、ぶっちゃけ、目的のものを粉にするのに重要な要素は「乾燥ぐあい」であって、薬研を使って粉にすることが重要かどうかは、あんましあれですね、あれなんですよ。
手作業は、なんでもそうですが自作補正という自己暗示がいい仕事してくれるので、置く場所さえ確保できれば、一家に一台ぐらい薬研あってもいいよね!
え、私ですか?よめっこさん便利ですね……